先輩彼氏





「ははッ……城崎は優しいよな……でも俺、城崎の力になりたいんだ。」






この時はまだ、私は滝永先輩の気持ちには気づいていなかった。




ただ嬉しくて冷めきっていた心があったかくなるのを感じた。






私…………………誰かに頼っていいんだ。







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