十二の暦の物語【短編集】
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「ねー夜月(ヨツキ)ちゃんっ」
『わぁっ』
休み時間、本を読んでいると、千明ちゃんに本を持ち上げられた
『な・・・何っ?』
「そんな驚かないでね・・・あのね、夜月ちゃんに全員リレーのアンカーをやってもらいたいんだ!!」
『・・・え・・・』
『ぇええええっ!?』
驚いて柄にも無く大声を上げて席を立った
「駄目・・・かな・・?」
『わたっ・・・私なんかじゃなくてっ、深智君とかの方が・・・良いんじゃないかな・・・っ?』
「あー。何か「俺は絶対2走がイイ!!」って・・・あ、2走ってのは陸上のリレーでエース区間なんだけどね。まぁ体育祭には関係ないけど」
『でも・・・ハルカちゃんとか・・・居るから・・・』
「だって飯田のが速ぇもん」
『わっ』
「ねー夜月(ヨツキ)ちゃんっ」
『わぁっ』
休み時間、本を読んでいると、千明ちゃんに本を持ち上げられた
『な・・・何っ?』
「そんな驚かないでね・・・あのね、夜月ちゃんに全員リレーのアンカーをやってもらいたいんだ!!」
『・・・え・・・』
『ぇええええっ!?』
驚いて柄にも無く大声を上げて席を立った
「駄目・・・かな・・?」
『わたっ・・・私なんかじゃなくてっ、深智君とかの方が・・・良いんじゃないかな・・・っ?』
「あー。何か「俺は絶対2走がイイ!!」って・・・あ、2走ってのは陸上のリレーでエース区間なんだけどね。まぁ体育祭には関係ないけど」
『でも・・・ハルカちゃんとか・・・居るから・・・』
「だって飯田のが速ぇもん」
『わっ』