十二の暦の物語【短編集】
拾壱月-Help MEEEE!!!!-
明日から、修学旅行だ
楽しみだなあと思いながら
最後の授業を終わって、真っ暗で寒そうな空を見上げていたら


飛び込んできた



「センパイッ!!助けてーーーーっ!!!!」


いつもは、私が助けられてばかりだったのに
初めて助けを求められた気がする

彼の学力じゃあ絶対無理って言われてた高校を受けるんだって

君なら、スポーツ推薦貰えるんじゃない?
なのに、スポーツが強い高校を受けないのは何故?



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