十二の暦の物語【短編集】
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あたしの眠気でぼやける視界の先で、日直の2人が何か言ってる
んー…眠い
「起立」
あ、もう終わりだ
急いで立ち上がって挨拶をする
「さようなら」
「「「「さようならぁー」」」」
『部活ー!!!!』
一気に眠気が吹き飛んだ
バッグを引っ掴んで教室を出て階段を駆け下りる
体育館に入ると【剣道部】と書かれた部屋に入る
『こんにちはー』
「こんにちはー」
「あ、弥生先輩だぁー」
剣道部員の女の子が着替えをしながら振り返る
あたしも早速ロッカーに荷物を入れて着替えだす
「弥生先輩ー」
袴を履いている時、あたしの背中の向こうで1年生エースの綾乃(アヤノ)ちゃんがあたしに話しかけてきた
『何ー?』
「今日、3年生遊びに来るみたいですよー」
『ホント!?』
即座に振り返る
綾乃ちゃんはちょっとビックリして答えた
「え、あ、ハイ…もう受験もひと段落ついたから。って…言ってました…」
『へぇー…』
3年生?
じゃあ
照(ショウ)先輩も来るのかなぁ
あたしの眠気でぼやける視界の先で、日直の2人が何か言ってる
んー…眠い
「起立」
あ、もう終わりだ
急いで立ち上がって挨拶をする
「さようなら」
「「「「さようならぁー」」」」
『部活ー!!!!』
一気に眠気が吹き飛んだ
バッグを引っ掴んで教室を出て階段を駆け下りる
体育館に入ると【剣道部】と書かれた部屋に入る
『こんにちはー』
「こんにちはー」
「あ、弥生先輩だぁー」
剣道部員の女の子が着替えをしながら振り返る
あたしも早速ロッカーに荷物を入れて着替えだす
「弥生先輩ー」
袴を履いている時、あたしの背中の向こうで1年生エースの綾乃(アヤノ)ちゃんがあたしに話しかけてきた
『何ー?』
「今日、3年生遊びに来るみたいですよー」
『ホント!?』
即座に振り返る
綾乃ちゃんはちょっとビックリして答えた
「え、あ、ハイ…もう受験もひと段落ついたから。って…言ってました…」
『へぇー…』
3年生?
じゃあ
照(ショウ)先輩も来るのかなぁ