十二の暦の物語【短編集】
『しょッ…しょしょしょ照先輩っ』
何だこのキョドり方
きっちり着た制服
全く染めてない真っ黒のショートヘア
穏やかな顔つき
優しい口調
この先輩――高橋 照先輩
が、
あたしの想い人だったりするのです
も、超優しくてね?
剣道めっちゃ上手くて元部長さんでね?
全国行っちゃったりしてね?
それで日本で3番目に強い剣道部員になっちゃったりしてね?
部活推薦で高校決まっちゃったりね?
後輩にも同級生にも頼られてて…
めっっっちゃイイ人なんです!!
『そっ…そんなコト無いですよっ』
「確実に上手くなってますよ~。春香ちゃんも上手くなったねぇ」
「えー!マジっすかー?有り難うございますー!!」
あたしに笑顔を向けた後、春香も褒めてくれた
何だこのキョドり方
きっちり着た制服
全く染めてない真っ黒のショートヘア
穏やかな顔つき
優しい口調
この先輩――高橋 照先輩
が、
あたしの想い人だったりするのです
も、超優しくてね?
剣道めっちゃ上手くて元部長さんでね?
全国行っちゃったりしてね?
それで日本で3番目に強い剣道部員になっちゃったりしてね?
部活推薦で高校決まっちゃったりね?
後輩にも同級生にも頼られてて…
めっっっちゃイイ人なんです!!
『そっ…そんなコト無いですよっ』
「確実に上手くなってますよ~。春香ちゃんも上手くなったねぇ」
「えー!マジっすかー?有り難うございますー!!」
あたしに笑顔を向けた後、春香も褒めてくれた