十二の暦の物語【短編集】
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「「「「ありがとーございましたぁ」」」」

部活が終わった
挨拶をした後は皆タオルやペットボトルを持って散り散りになった
遼先輩はスパイクを履いたままあたしの前まで走ってきた

「即効で着替えてくるから!!」
『あ、どうぞごゆっくりー』

先輩が部室に入っていくのを見ていた

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