十二の暦の物語【短編集】
「…うるせぇあの2人」
「和真が叫ばしたクセに」
大樹がスーパー袋から材料を取り出しながら笑った
「…っし。じゃ、役割決めるか。てか、班長は俺なので全ての決定権は俺に有ります!!
えっと?陸部カップル(明人&歌奈子)は仲良く薪取りに行ったし…和真と砂夕が野菜洗ってー、俺と沙耶が材料切る&盛り付けるー。んで、明と皐月は鍋」
流石リーダー!!
でも…何かの思惑を感じるんですけど
『何で?女子と男子分けてやろうよー』
「馬鹿。この組み分けは皐月と明の為にあんだぞ」
『は?』
「はぁぁ!?」
『えっ?ちょ、えっ?』
「おいおいおい!!和真もか!!」
「マジでウケるわこいつ等。砂夕。行こうぜ」
「えっ?あ、うんっ」
和真君は砂夕ちゃんと一緒に水道に走っていった…ってか…
『和真君と沙耶ちゃんがいいカンジじゃん?』
「だよなー。つか大樹と沙耶も。明人と歌奈子も」
『何かさぁ、あたし等…ってか、自分達の都合いいカンジにしちゃってない?』
「んー…ま、とりあえず火ィ点けようぜー」
『うん…って、あたし火の起こし方分かんないんスけど…』
「え!?…しょーがねーなーっ。教えてやるよ」
『すんません…』
「和真が叫ばしたクセに」
大樹がスーパー袋から材料を取り出しながら笑った
「…っし。じゃ、役割決めるか。てか、班長は俺なので全ての決定権は俺に有ります!!
えっと?陸部カップル(明人&歌奈子)は仲良く薪取りに行ったし…和真と砂夕が野菜洗ってー、俺と沙耶が材料切る&盛り付けるー。んで、明と皐月は鍋」
流石リーダー!!
でも…何かの思惑を感じるんですけど
『何で?女子と男子分けてやろうよー』
「馬鹿。この組み分けは皐月と明の為にあんだぞ」
『は?』
「はぁぁ!?」
『えっ?ちょ、えっ?』
「おいおいおい!!和真もか!!」
「マジでウケるわこいつ等。砂夕。行こうぜ」
「えっ?あ、うんっ」
和真君は砂夕ちゃんと一緒に水道に走っていった…ってか…
『和真君と沙耶ちゃんがいいカンジじゃん?』
「だよなー。つか大樹と沙耶も。明人と歌奈子も」
『何かさぁ、あたし等…ってか、自分達の都合いいカンジにしちゃってない?』
「んー…ま、とりあえず火ィ点けようぜー」
『うん…って、あたし火の起こし方分かんないんスけど…』
「え!?…しょーがねーなーっ。教えてやるよ」
『すんません…』