君の笑顔に恋してる❤
またすぐにその手を外すと、




地面に置いていたジュースを手にして、喉を潤す。




「……ゴメンな、さっき」





「え?」





「コクってんの、とか…冗談。あんな言い方ないよな」




え、全然!?




ドキドキしたけど、嫌なわけじゃない。




だって…




このままコクったことにしてくれた方が、




話が早いっていうか。










このまま、




あたしの想いが、




佐倉に届けばいいって、そんな風に思ってしまう。






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