君の笑顔に恋してる❤
「さくら~、きっとアイツは気付いてないって!だって、バカだもん」




のんちゃんはそう言ってあたしを慰めてくれるけど、




全然心の傷は癒えない。





「あれは、気付いてる…多分、あたしのこと拒否ってあんなことを…」





「あ~、もぉ!そんなことナイナイ!なんなら、あたし…塩田にでも確かめてみようか?」




「確かめるって、なにを!?」




「佐倉が、さくらの気持ちに気付いてるかどうか」




「やっ……やめてよーーーっ!そんなことしたら、塩田にバレちゃう!!」





「大丈夫、大丈夫~。あたし、ウマく聞きだすから」












そうは言うけど、




佐倉があたしの気持ちに気付いてないところで、




好き人がずっとできないっていう




事実は変わらないんだよね。




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