君の笑顔に恋してる❤
あたしはとりあえず、佐倉に手を振ってみた。




そしたら佐倉がプッと吹いた。





「お前~、こんな近くで手ぇ振るなって。見えてるから」





「気付いてるかなーって思って!あたしたち、また同じクラスだね」





「ん…そーみたい」





佐倉はニッと笑って、今度はあたしの席の近くまでやってくる。









――ドキッ!




なになに?




ドキドキしてると、佐倉があたしの頭を指差した。





「……イメチェン?」




えっ?




あっ……髪の毛の色のこと?




< 20 / 451 >

この作品をシェア

pagetop