君の笑顔に恋してる❤
「おう、入れよ」




塩田の声だけがインターホンから聞こえ、自動で開いたガラス張りのドアを通って中に入る。





奥に進むと、左手にエレベーターが見えた。





10階の1005号室を探していると、ある部屋から塩田が顔を覗かせた。













「コッチ!」




「塩田~、大きなマンションに住んでたんだね!あたし全然知らなかった」




「そおか?俺は知ってたぞ。お前んちから、かなり近いって」




「そうなの?」




塩田ってばスゴい。




あたしは、今日初めて知ったよ?




< 243 / 451 >

この作品をシェア

pagetop