君の笑顔に恋してる❤
「そんなことない…」




「そーか?さくら、野上と仲よくなろーと頑張ってただろ?でも全然ダメで。

だから俺、結構頑張ったんだって。2学期、一緒に喋ろうな」




「え……あたしのため?」




「さくらのためって言うと大げさだけどな~」




あたしのとなりでニコニコ笑う佐倉を、




ギューッと抱きしめたくなる。










ドキドキする……。




佐倉がくれたきっかけに、




背中を押された気がして、




あたしは頑張って、聞きたかったことを聞いてみることにした。




「今日は……ホントは、塩田と約束してたんでしょ?どうして……あたしを優先してくれたの?」



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