君の笑顔に恋してる❤
恥ずかしいけど…




そうも言ってられない。





だって、あたしにはまだ試練がある。





野上さんっていう、強敵が待ち構えていて、





佐倉がなんとなく付き合っちゃうのを阻止しなくちゃいけないんだもん。














「ねぇ、佐倉……あたし、今日は佐倉に話したいことが……」





「うん……俺も」




えっ。




佐倉からも!?




佐倉は片足をベンチの上に乗せて、膝を抱えるようにする。





そして、フゥと小さなため息をついた。







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