君の笑顔に恋してる❤
「最後まで聞けって。俺……さくらの気持ち、すごく嬉しかったし、

偶然目が合う度にテンション上がったり、さくらと話すの楽しかった」




「だったら……どうして?」




「だってな?俺の気持ちって、後付けだから」




「え……?」




「塩田が言うから、さくらを見てたし……アイツがいいなって言うから、そんな気がしてきて」




ドキンッ。




断られたのに、そんな言い方されたら……





期待してしまう。









「でも、塩田を差し置いて付き合いたいとか、そーいうのはないわけ……。

今、一番気になるのは……さくらなんだけど」




佐倉は……




残酷だ。




だったら、どうして




あたしに気を持たせるような言い方をするの?





< 307 / 451 >

この作品をシェア

pagetop