君の笑顔に恋してる❤

「後ろにいる子たちが聞いたら、席替わって！って言われるよ」



のんちゃんは、クスクスと笑っている。



「えー！そんなのヤダ。佐倉から遠くなる…」



「例えばの話でしょ？もう、さくらってばかわいい～。早く佐倉にコクっちゃえ！」




いやいや、それができたら苦労しないから。








「無理、無理…言えないよ」



「さくらと、両想いだと思うんだけとなぁ～」



「そっ、そんなはずないよ。だって、佐倉ってそんな素振り見せないし…」



「えー。さくらにだけ、やたら優しい気がする」



「ナイナイナイ！佐倉はみんなに優しいから」



「そう？あたしには、野乃花！って言ってくれたことないよ？」