またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜


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「おわったーーー!!」

テスト一日目が無事終わった。


伊月に教えてもらったおかげかスラスラ書けた。


「美和ーテストやばいよー絶対赤てんだよー」

いつもながら桃香があたしに泣きついて来た。



「あたしちょー出来たよ!!夏の強化合宿いかなくていいかも!!」


「勉強すればよかったよー。まぁでも昨日は楽しかったからいいけど?」

あぁ、例の彼氏か……


「美和さ、今日伊月と来てたね。どうして?」

そこに麻央がやってきた。


「え?え……あ!昇降口でたまたま会ってさ!うん。それだけ!」


ほんとに〜と怪しげな顔で麻央が言った。


「美和嘘ついても無駄よ。私、美和と伊月君が二人乗りで校門入るとこ見たもの。」

その声にパッと後ろ向くと笑顔のニナが……。


「え、えっとそれは……」


「なになに?冷血王子と美和付き合ってるの!??」


桃香がいきなり爆弾発言をしたことにより教室に残っていた生徒があたしたちに注目した。


「え、え!!違うから!違うよ!!」


終始伊月のファンの子に睨まれるはめに……

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