またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜


それからテスト2日目3日目が終わりテスト期間は終了した。


伊月の件は桃香と麻央には濁したままでニナには正直に話をすることにした。


学校の裏庭のベンチに座ってジュースを飲みながら話をした。


「そうだったんだ。大変だったね。」


「ほんとやばかったよ。お姉はキレるしさ〜。」


「で、何か起こった?」


ニナはニヤニヤそう言った。


「何かって?」


「んー、伊月くんと一緒に寝たとか?」


「ブッ、ゲホゲホ」


「え?嘘でしょ!!?」


ニナはダイナミックに驚いたようにあたしから離れた。


「ち、違うってば!!ただ、起きたら隣にいたってゆうか……」


「ええー!?一緒に寝てたの?」


「違うよ!!勉強教えてもらってて…そのまま気がついたら寝てたってだけ!別に変なことしてないからね!!」


へぇ〜とニナはニヤニヤしていた。


「な、何よ!!」


「何でもないよ。ほら、帰ろっか。」




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