またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
「今回欠点の者は少なかった。だから合計点数の低い者は強化合宿に強制参加だ!!」
……は?
「ここに強制参加のやつの紙を貼っておく。明日学校に7時厳守だ。以上!解散」
あたしはその紙を見に行くと……蒼井と一番上に書いてあった。
うそだろ、おい。
いやああああああああ
そこからの記憶があまりなく気づくと最悪な強化合宿初日目を迎えていた。
□■□■□■
「全員そろってるかー」
先生が点呼をとる。
正直帰りたい。
参加するのは、桃香とあたしと他の女の子3人と男子が5人。
「ダリ〜帰ってもいいか〜?」
あともう一名いた。
いつも通りの腰パンに着崩した制服チャラチャラとした装飾品
……合宿までつけてくるなよ。
「緒形あんたが一番バカなんだから勉強しなさいよね。」
「はぁ?そうゆう美和もバカじゃねーか。ま、一緒にがんばろーじゃん。」
緒形は馴れ馴れしくあたしの肩を抱いてそう言った。
「じゃあ、バスに乗り込めー!出発するぞー!!」
その時だった。
「私も行きます!!」