またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
「ニナ!!?どうして……」
そこにいたのはニナと……伊月!?
「塾が休みでさ……先生いいよね?」
「ああ、自主参加とはえらいな。」
なに、先生もニナが来たからってニヤニヤしてんのよ!!
「で…なんで伊月まで?」
「姉貴が彼氏連れて家に入り浸ってるから避難所がわりなだけだ。」
ふーん。なるほど。
まぁ、伊月賢いし。先生に教えてもらうよりいいか。
「よっしゃあー!合宿楽しむぞー!!」
隣にいた緒形がガッツポーして喜んでいる。
「ちょ、ちょっと!あんたニナが来たからって変なこと考えてないでしょうね!?」
「んー、どうだろ?まぁまぁ楽しくいこーぜ」
なんともニヤニヤと笑顔な緒形。
……最悪。
みんなバスに乗り込み合宿場まで。
こうして波乱で危険な夏の強化合宿がスタートした。