またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
「あんた……いつかのメガネ!!」
あたしの言葉にひぃ!と意味不明な声をあげた。
「……ど、ども……」
そこにいたのはこの前伊月のことに関して教えてくれたメガネくんだった。
そういや、伊月のファンだとか言ってたな……どんだけ人気あるのよアイツ。
「ってか、来てたんだね。知らなかった。」
「か、か…影が薄いもんで……」
「メガネくんさ、賢いのになんで合宿に?」
あたしがそう言うとわかりやすく身体をビクつかせた。
「……伊月が、来たから?」
「いやいや、まさか、そんな…いつ、伊月君が来ることは知らなかったです、だからその…変な意味じゃ……」
だよね……
「ねぇ、!伊月のどこが好きなの?」
あたしは調子に乗ってそんなことを聞いてみた。