またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
「何であんたが・・・!」
振り返るとそこにはベンチから起き上がる冷血王子の姿が。
「寝てたんだよ、ここで。したら、いきなり叫びやがるからな〜?だれかの悪口?」
冷血王子はダルそうに起き上がるそう言った。
「・・・だったら、何よ。」
すると、冷血王子は不適にニヤついた。
「あんたさー。前もここで叫んでたよね?」
・・・!?
「どうしてそれを・・・」
あたしそう言われ酷く動揺した。
「俺も悩んでるときにここ来るんだけど、そのときに限っていつもあんたがそこで叫んでる。」
・・・嘘でしょ?ここはあまり人通りが少ないから誰にも見られてないと思ってた。
「この前は泣いてたよね?」
「・・・見てたの、!?」
「それは、バッチリな。」
あたしはその場に崩れ落ちた。