またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
▼おまけ《伊月side》
◌⑅⃝*॰ॱ♡おまけ♡◌⑅⃝*॰ॱ
《伊月side》
空港までの道のりをバスが心地よく進む。
窓から街並みを見ていると思い出す
この街の思い出。
この街とも今日でさよならと思えば少しは悲しいかもしれない。
家から近いだけで決めた高校。
担任にはもっと上にいけると相当反対されたが親父は何も言わなかった。
というか、放任主義だから何も言わねぇだけだったが。
あの母親がまだいたら相当反対されてただろうな。
この場所は俺の気に入ってるとこでもあり、アイツもよくここに来ていた。
「海の夕日」か、なんか言ってたな。
そのままだろ。
ネーミングセンスのなさに思わず笑みがこぼれる。