またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜


「私、委員長やめます。」

「伊月くんじゃないならしません。」


緒形の登場に女子達は退散していった。


「じゃ、学級委員長は緒形と神森に決定だな。はい次は・・・」


「ちょっと待ってください!私、この人と学級委員長ですか!?」


ニナは怪訝そうな眼差しを緒形に向けた。


「えー?オレじゃ不服?」


「もう決まったことだ!文句は受け付けないぞー!」



ニナは仕方なしといった表情を浮かべ席に座った。



それからも委員会決めは続き、あたしは願っていた文化委員になることができた。



でも、そのもう一人の相手が冷血王子に決まってしまった。

絶対仕事しないじゃん。
ってか、女子達の視線が気になる。


別に願ってこんなことになったわけじゃないのに・・・



あたしはどこまでもついてない・・・


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