またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜


気持ちを伝えようと思っても、『幼なじみ』という高い壁は中々越えれなくて。

あたしはもとに気持ちを伝えれずにいたそんな矢先・・・


高校2年生の3月

それは悠宇から
いきなり伝えられたーーーー



「もとが外国からサッカーで推薦きてるって!・・・もとから聞いた?」

高校は一緒な悠宇だが部活が忙しくて中々会えなかった。
そんな悠宇がいきなりあたしを呼び出しそう言った。


「・・・え?聞いてないよ、?」


カフェで注文したアイスラテの氷がコロンと音をたてた。



「マジか?アイツ言えつったのに・・・」

悠宇は少し顔を歪めた。


「外国いつ行くの?4月から?」


あたしは周りが水滴だらけのガラスのコップを手にしてアイスラテを一口飲んだ。


「・・・それが、今日の夕方飛行機で出発するそうなんだ。」


あたしはビックリしてアイスラテを持っていた手を緩めてしまった。


ーーーーーパリーン

ガラスのコップは綺麗に音を立て床に落下し割れてしまった。


「・・・え?嘘、でしょ?」

店員が駆け寄ってくるのもお構いなしにあたしは悠宇に詰め寄った。







< 55 / 361 >

この作品をシェア

pagetop