またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
4◇あの日の手紙
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キーンコーンカーンコーン
教室中に授業を終える知らせのチャイムがなり昼休みに。
生徒たちはバラバラと教室で弁当を食べたり、食堂に行ったりと昼休みを満喫している。
「ねぇ、ねぇ!見に行こうよ!」
「え〜?ヤダよそんなの。盗み見る趣味なんかないし。」
満喫中のお昼休み中、唯一あたしがゆっくりできるお昼休みに桃香はあたしの机の前で抗議した。
麻央とニナは英検だとかなんだとかで、図書室に勉強に行っている。
だから、あたし一人で桃香の相手をしなくちゃいけないのだ。
「お願ーい!美和も気になるでしょ?冷血王子の彼女!」
・・・。
「気になるかって言われたら気になるけど、別にあたしは・・・」
すると、桃香があたしの腕を引いた。
「んじゃ行くよ〜」
「・・・え!?ちょっ、ちょっと桃香っ!」
あたしは無理やり桃香に腕を掴まれ冷血王子の彼女を見に行く羽目に・・・