片思いノート
恋心

出会い

先輩の第一印象はね・・・

とっても、雰囲気が優しくて穏やかな人だったんだ
先輩 背ちっちゃっかったね
私と、同じくらいだったよね
先輩 私はいつでも先輩でいっぱいです。



出会いは何となくで・・・
先輩の名前もクラスも声も知らなかった。
ただ、同じ図書クラブだっただけ。
初めて話したのは、
クラブで一年生だからって残って仕事をやってたときだったよね


図書クラブの友達は、塾が有るからってすぐ帰っちゃったけど・・・
いまでも、覚えてるよ。
寒くて冷え切った図書室で・・・・



「はぁー寒い・・・本のラベル貼りって先輩もやんないと終わんないよ・・・」
寒くて冷え切った図書室では、私の一人ごとがやけに響いてた。
私は、少しでも寒さを紛らわすために首にマフラーを巻いてコートを着て手袋と耳当てをしていた。
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