恋愛写真

ハルタは何か言いたげな顔をして

真っ赤な目をこちらに向けていた。


「ひゅー、どうして来たの?」


ハルタがストンとベットに座った。

俺は小さなテーブルの近くに座った。


「お前に話がある。」


「えっ…?」


警告しなければならない。

俺は……


「ハルタが嫌いだ。」


「何っ…いきなり!?」


「そのままの意味だ。だから俺に近寄るな。
ハルタが俺を嫌ってる事も知ってるし。」


そうだ…。

ずっと俺はハルタに

嫌われてたんだと思う。


ハルタは俺が大嫌いで雄星が大好きだから。
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