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えっ…待って…
「アタシが雄星を…選んだ…?」
「そうだよ。ハルちゃんはひゅーを選ぶこと
だって出来た。それでも君は僕を選んだんだ。」
あぁ…そっか。アタシの王子様は
たった一人。雄星だけだから…。
アタシは間違ってはいないっ!
「そうだ。アタシは雄星を選んだんだ。」
アタシは雄星を見つめた。
でも雄星は困ったような笑顔を見せていた。
「でも、君の瞳に僕は写らないから…」
アタシはこの言葉を聞いてハッとした。