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「ハルタさ、雄星に『大切なアタシの王子様』と でも言ったか? 」


「なっ…何で分かったの!!雄星に『僕を何だと思 ってる?』って聞かれたから…大切な大切なア タシだけの王子様だって答えたの。 」


大切な王子様だって…?本気で言ったんだ。

でも、それって……


「……お前さ、本当に雄星が好きなのか?」


「えっ?」



俺はハルタから目をそらさなかった。

だって…ハルタは、本当は…


「ハルタ、お前の心を動かすのは誰だっ!」


「……っ///!なにそれ……」


「そのままの意味だ。」
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