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「ごめん…雄星。アタシ、ズルい女だね…。」


「ううん…ハルちゃん…僕はずっと…
ずっと…こうしたかったんだ。」


そう言って優しく抱き締めてくれる雄星に

アタシはずっと…。


ずっと…会いたかったんだ…。


雄星の鼓動の音が聞こえる。

凄くドキドキいってる…。


それだけアタシを好きでいてくれてるんだね。


アタシは何故かその暖かな胸の中で

落ち着いたのかすぐに涙が止まったんだ。


「星が綺麗だね…雄星。」


「うんっ。」


雄星がアタシの隣で笑ってる。

アタシも雄星に笑い返した。


アタシは思った…


これが『シエル・エトワレ』。

雄星という1つの星の輝きなんだと………。
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