恋愛写真
「愛してるから…」
優しく悲しい瞳がアタシの
真上でアタシだけを写してる。
アタシはそこから動けない。
ひゅーの唇がアタシに近づいてくる…
あぁ…もうダメ…///
そう思って目を閉じた時だった。
ぎゅっと……優しく…優しく抱き締められた。
そして、ひゅーがアタシを軽く起き上がらせた。
「今、キスされるって思ったんだろ?」
「そっ…///そんな事……///」
アタシは思わず顔を伏せた。
ヤバい…アタシ今絶対顔真っ赤だ///
そんなアタシを見て
ひゅーは小さく…小さく笑った。
「好きで…大切で…でも壊したくなくて…だから触れたくても触れられない物もあるんだよ。」