恋愛写真
内海日向は少し黙り混んで
寂しそうな瞳をしていた。
「アタシ、絶対あんたなんか
好きになんないんだからね!!」
「そんなの知ってる。」
「は?」
「お前はゆーが好きだろ?
見ちまったんだよ。昨日さ…。」
「えっ…!!なんでその呼び方!?」
「なんでかって…それは、俺が
この写真に写ってるひゅーだからだ。」
内海日向がそう言ってアタシに
見せつけたのはアタシと雄星が
持ってる写真と同じものだった。