恋愛写真

「僕は君がひゅーの物になるなんて許せなかったんだ。君の事をただのイトコだって思えない。」


「………ゆーせ…?」


「僕はハルちゃんが……」


アタシがその続きを聞く前に、

内海日向が雄星を突き放した。



「ゆー、お前…どういうつもり!?」


アタシはひゅー ( 内海日向 ) の

背中を見つめた。


訳分かんないよ…。



「ひゅー…何で?」


「だから、言っただろ?俺はイトコのガードが固くて近づけなかったってな?」


「………。」

< 31 / 342 >

この作品をシェア

pagetop