恋愛写真
雄星はいつもアタシの事ばっかで
自分の事なんて考えない。
本当に優しすぎる王子様なんだよ…。
そんな事を考えながら雄星と
歩いていると…
「ハル…ちゃんっ!!」
と急に雄星の声がかかった。
アタシは思わず雄星の方を見た。
「うん…?」
「前見てっ!!まずいよ…あそこ通ったら、
あの不良に絡まれるんじゃ…」
アタシは雄星の見てる方に
視線をあわせた。
コンビニの前に溜まっている金髪軍団。
確かに…このまま通り抜けるのは
まずいのかもしれない…。
アタシがそんな風に思いながら、彼らを
見ているとある1人の不良と目があった。