彼とワタシ
この声・・・どっかで・・・

「もしかして・・・零(れい)??」

零「せいかーい」

え?でも・・・

「零ってめっちゃバカじゃなかったっけ?」

零「ひどいな~・・人はやればできるんだ!」

このひとは倉木 零(くらき れい)

私のお兄ちゃん的存在。・・・なはず。

留年繰り返して5歳差だったのに2歳差になったバカ。

私の過去を知るうちの1人。

「零、早速だけど、私って何組?」

零「おー、2年・・4組だ!今担任呼ぶな?」

「ありがと」

ピーンポーン

「えー理事長連絡でーす。
 2年四組担当の先生は・・・・
 30秒以内に理事長室へ。
 来れなかったら・・・・ぐふっ」

「かわいそう・・・」

私の担任の先生に同情。(知らないけど)


「30、29、28・・・・にー、い・・ガンっ

???「てめー、なんだその呼び出し方!!」


・・・あれれ??
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