Sourire
出会ってすぐに恋に落ちた。

手に触れられただけで、身体中に電気が走ったのは、彼がはじめてだ。
人混みの中でさえ、背の低い彼を見つけるのは造作もなかった。

身体を重ねた男性は何人もいるのに、彼に溺れたのは私の方。

甘くて、熱くて、長くて、待ち遠しい夜は、

突然、仕事を理由に「次の約束」がなくなった。
< 22 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop