オタクな彼女は学園のアイドル⁉
「誰か女子の立候補者はいないか?」


担任の、蜂谷(はちたに)先生が聞く。

その問いに、女子達は静まり返ったまま。


そう、つまり…………誰もやりたがらないのだ。

「仕方ない、じゃあ先に男子を決めるか。
男子で立候補者はいないかー?」


その問いに、今度は一つの腕がスッ_____と伸びる。


先生は安堵しきった顔で、

「そうかそうか!俺もお前がぴったりだと思ってたんだ!」


その手を出したのは、学年でもトップクラスのイケメンと言われるヤツ。


名前は知らない。

だって、イケメンとか興味ないし。


あっ、でも、二次元にはありますよ⁇(笑)
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