鬼畜彼氏
パッと姫ちゃん先輩が
こっちを向く。
「お。気づいたみたい。」
「先輩〜♡」
ゆんちゃんテンション
上がりすぎだよね。
「来て下さってありがとう。
本当は、お家まで迎えに
行かせたかったのだけど…、
疲れたでしょ??
さぁ、こっちに来て」
姫ちゃん先輩も
相変わらずテンション高し。
疲れるわぁ
先輩ヘルプミー 笑
「さあ、どうぞ」
連れて行かれたのは…
ん?衣装部屋??
「わー、ドレスいっぱい♪♪」
ゆんちゃん、よく言った!
そーです。ドレスがいっぱい
なのです。
なんか、芸能事務所の衣装部屋
かってぐらいありますけど…汗
「ええ!ぜひ、今日は
あなた達にこれらを着て
頂こうと思って。」
「は?」
「キャー♡嬉しいっ
どれ着てもいーんですかぁ??」
いやいや、ゆんちゃん。
「ええ。どーしたの?ミサ、
あなたも選んで(^ ^)」
「えーと…なんすか、
この展開。ていうか着ないと
ダメですかね?」
こんなキラキラのふりふり
正直、ごめんなさい。
なんですけど…
「ええっ??だって、そんな
地味なお洋服で皆さんの前には
立てないでしょう?」
失礼だな、おい。
てか女子会はドレス着て
やるもんじゃないから!
この服も普通の女子会なら
地味じゃねーんだよ!!