鬼畜彼氏
「姫子先輩、やっぱり
いいです!違うの探しますんで。」
め、珍しくゆんちゃんが
空気を読んだ!!
こりゃ、明日台風だ。笑
「ゆん。何か誤解されてない?
私はここにある衣装は何でも
選んで良いと言ったのよ。
遠慮する事はないわ。」ニコッ
これまた、姫ちゃん先輩の
眩しい笑顔…!!
でも、あんな光景見ちゃったら
普通引くでしょ??
「じゃあ、着よー♪♪」
「って、そこは
引き通さへんのかいっ!!」
っは、しまった。
突っ込んじゃった!
「美里ちゃん、うるさいよ〜
選んだの??」
「うっ…」
正直、何でもいいって
いうか…。
「もう、ミサったら
欲張りさんねぇ。」
「はい??」
「着たい物がありすぎて
選べないのでしょう??
分かりますわ♡♡」
「あー、ゆんちゃんもそれ
分かる!これだけあったらね〜
でも、美里ちゃんたら
優柔不断だよ??
こういうのは、直感なんだからっ」
「…………。」
え〜と…
何言ってんだ、この人達は。
「にしても、ゆんもミサも
早くメイクをしなくてはね。
ミサは、ここの人達に
任せなさい。きっと、良いのを
選んでくれるわ。」
あー、そっちのが楽。
「頼んだわね。」
「「お任せ下さい」」