鬼畜彼氏
「はぁ!?」
わーお、何を口走ってんだ
私!!
「じゃ、すいませんでしたー」
「はぁ、はぁ、はぁ
死ぬかと思った」
つーか、何であんなこと
言ったんだよ。
殺されるじゃないか、バカ私。
「美里ちゃん、
ゆんちゃんのジュースはー?」
「ちょっと空気読もうね。
ゆんちゃん」
「なぬ?」
と不思議そうな顔の
ゆんちゃん。
…は、置いといて…。
あのまま喋ってたら
何て言われてただろう?
ヤバい、なんか気になる…。
……また喋りたいな。
「って、うぉいっ!
ちょっと待って!!」
「わっ、ビビった!
待ってんじゃんっ」
あーもー、ゆんちゃん
うるさいよ。←最低。
「ゆんちゃん、私、今ちょっと考え事してるからほっといてね」
「は、はぁ。」