鬼畜彼氏



「あー、でも美里来んの
遅かったし腹へった。
菓子1個貰うぞ?」



「…どーぞ。」



私が来るの待ってた??
いや、んな訳ない。
自惚れんな、美里。



「もーらいっ」



先輩が口にしたのは
チョコレート。


あれ、先輩って甘いもの
嫌いだったんじゃ…



グイッ



「わっ?!」



それは、一瞬の出来事で…。
でも確かに、私は口の中に
甘いチョコが溶けていくのを
感じた。



「せ…んぱい??//」



「なんだっけ?
虎の子千尋の谷に突き落とす
作戦??コンプリートの
ごほーび。」



はわわわ。
先輩、どうしよ?
私、顔ユルみまくりで
戻らないです…///



「ふわーあ。」



あれ?せんぱーい??
このシチュで欠伸ですか?((汗


「俺、ねみーから寝るわ。
起こすなよ」ゴロン…



さっすが先輩面白ーい。
て、予想外だよっ!
ビックリだよ!!
もう逆に予想通りだしっ←え?


「はぁ。」



気まぐれな先輩に振り回される美里です…。
……でも、好き♪(笑)














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