鬼畜彼氏
すると、細くて長い綺麗な
人差し指が私の唇に触れた。
「ダメ。」
カアアア////
あ゛ーもう、ムカつく!
「…予定変更、
俺の家来い。仕置きだ」
…はい?
お 仕 置 き ? ?
「せ、先輩…嘘ですよ…ね?」
「何で嘘なんだよ、行くぞ。」
「え、ちょ、待って…」
カラン…コロン
混乱したまま店を出る。
先輩ニヤけちゃってるよ、
こえーって。
…ちょ、そこのお姉さん方
こんなニヤけ顔に惚れないで!
……えーと。んー…(・△・)/じゃ、退散て事で!
私は先輩から少しずつ
離れていく…。
ガシッ!
「どこ行くんだ、美里。」
「………」