鬼畜彼氏






「先輩、明日遊びに
行きましょーよ。」



明日は土曜日。
天気は晴れ
どっかにお出かけしたいなぁ~と思う今日この頃。



今は、学校の帰り道です。



珍しく先輩が一緒に
帰ってくれてるのだ\(^^)/



「拒否。寝る」



こんな私の思考を
一刀両断☆
さっすが先輩。


でも、諦めないぞ?



「えー先輩のケチー。」



「死んでいーよ」



うおっとΣ(゜∀゜;ノ)ノ



「もーヒドいなぁ。
先輩、私が本当に死んだら
どうするんですか??」



「お前にそんなは勇気ねぇ。」


「うっわー言っちゃったよー」


「何が悪い。」



「いや、悪いとかじゃ
なくてですねー…。


じゃ、私がいきなり
交通事故で死んだら
どうしますか??」



「あざ笑う。」



「え、笑うの?
笑っちゃうの??!
…お葬式ぐらいは
来てくれますよね?」



「え、何で??」



「なに、真面目に『何で?』顔してるんですかっっ!


彼氏として、ですよっ」



「飼い主として??」



「言いかえるなもー!


私なら、絶対涙流しますよ。」


「…良い彼女を演じる為か?」


「当たり前ですっ」



…今日も今日とて
こんな私達でした♪





fin.















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