政略結婚~天使に導かれて~
翌日、愛は、頼んだ家具や、電化製品が届くので、部屋の掃除を
していると、携帯がなった。

「はい、愛です。」

「颯太です。申し訳ないが、明日の金曜日、夜、出席しなくては
 ならないパーティーがあるので、準備をしておいてもらえるか!?」

「はい、大丈夫です。どのようなパーティーでしょうか?」

「取引先の50周年の記念パーティーだ。」

「解りました。どうしましょうか?会社に出向いた方が良いですか?」

「あぁー、そうしてくれるか。明日、パーティーに行く前に、外出
 しなくてはならないから、来てもらえると助かる。時間は、5時で」

「解りました。5時に会社に行きますね。」

「頼んだよ」

颯太は、そう言って電話を切った。

愛は、颯太の電話の後、美容院の予約をし、ドレスを考えていたら

玄関のチャイムが鳴った。


楓のお店から、先に家具が届いた。

部屋に入ってもらい、家具の設置をしてもらい終わると、今度は
電気屋が、テレビなどの家電を持ってきた。

さすがに配線は出来ないので、電気屋さんに任せ、愛は、家具と
一緒に届いた雑貨などを配置したりと、楽しんで部屋作りをしていた。
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