政略結婚~天使に導かれて~
「・・・・う・うん・・・・」

愛が、反応したので、慌てて悠太は、愛を起こした。

「愛ちゃん・・・・愛ちゃん・・・・」

「う・うん・・・・・悠太さん・・・・・・ここは・・・」

「うん、愛ちゃんが眠ってしまったから、僕の部屋に連れて来たんだよ。
 僕は、向こうで寝るから、愛ちゃんは、ここで眠りな・・・」

「・・・・・・・・・・・」

悠太は、寝室を出ようとしたが、やはり愛が、シャツを掴んでいたので
動けず

「愛ちゃん、僕が動けないでしょ・・・・離してくれる?」

「悠太さん、一緒に寝よ?」

「ま・な・み・ちゃん・・・言っている意味、解っているの・・・・?」

「・・・・・・・・う・・ん・・・・・」

「僕は、一緒に寝たら、自分の欲望のままに、君を抱くよ!
 それでもいいの?・・・・・・」

悠太の言葉に、愛は、真っ赤な顔をしながら、小さく頷いた。

悠太は、愛の返答に、思わず、愛を抱きしめ

「愛・・・・好きだ・・・・愛してる・・・・」

悠太の告白を合図に、二人は軽いキスを交わし、そして深いキスを
した・・・。

お互いの舌が絡み合い、愛は息をするのを忘れてしまうほど、悠太の
キスに溺れた。
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