政略結婚~天使に導かれて~
「島津副社長ではないですか?」

悠太が振り向くと、今日子が立っていた。

そこには、今日子の他、和哉や新太郎に、もう一人、愛の同期の山科 里香
が立っていた。

「あれ、君たちは・・・」

「はい、私達、今日は、皆でドライブに来ていたんです。」

今日子がそう答えると、里香が、

「きゃー、可愛い!! 副社長、もしかして・・・・お子さんですか?」

「フフフッ、あぁー、そうだよ。似ているだろ!」

「はい、そっくりですが・・・・あの・・・・ご結婚されていたんですか?」

里香は、誰もが聞けなかった疑問を、悠太に投げた。

悠太が、答えようとした時

「悠太~・光太~・ご飯よ!!」

と、愛が、悠太達を呼んだ。

その瞬間、四人は、声のした方を向くと

「「「「あっーーー 愛!!!!」」」」

一同は、驚いた!!
< 211 / 225 >

この作品をシェア

pagetop