政略結婚~天使に導かれて~
「どうぞ・・・上がって・・・・」

「「「「お邪魔します・・・」」」」

「愛、光太にご飯を先に、食べさせるよ。話は、それからだ。」

「うん、私はその間に、皆の分を用意するわ・・・」

愛は、追加の4人分を作り始めた。

「光太、さぁーご飯食べよう!!」

「うん、ゆーたん、たべりゅ~」

悠太は、手慣れた手つきで、光太にご飯を食べさせ始めた。

「しかし、ここって、副社長の家ですか?」

今日子が悠太に聞いて来た。

「否、ここは、島津の別荘だよ。結構よく利用するから、
 普通の住宅と同じようなもんだけどね!?」

「そうなんですか・・・・。ところで、その子は、愛の子供ですよね!?」

「うん、愛産んだ子供だよ・・・・」

「じゃー、副社長の子供って、どういう意味ですか?」

新太郎が、真剣な顔をして聞いて来た。

「正確には、もうすぐ僕の子供になるってこと・・・。休み明けに、
 愛と結婚するから・・・・」

「「「「えっ・えっ----------結婚!!」」」」

「そう、結婚!!とりあえず、籍だけ入れるんだけどね!」

悠太は、飄々としながら答えた。

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