政略結婚~天使に導かれて~
「俺は、栞とは、本当に終わった。もっとも、パーティーの後から
 向こうには帰ってなかったし、仕事とプライベートは今まできちんと
 分けて来てたから、栞と話をする機会がなくて、今日になってしまったが
 改めて、愛に言いたい。

    『愛、愛している。俺と一緒の人生を歩んでくれ』

 ・・・・・・・・愛、返事を聞かせて欲しい・・・・・」


「・・・・・はい。不束な私ですが、よろしくお願いします。」

「ありがとう!愛!」

颯太は、思いっきり、愛を抱きしめた。

そして、キスを再び落し、やはり慣れていない愛は、息苦しそうに
していたので

「愛、鼻で息をして・・・・・」

颯太は、愛の口の中に自分の舌を入れ、愛の口の中を堪能した。

そのうち愛の息が上がってきて、愛が潤んだ目で、俺を見上げた。

颯太は、

「愛、初夜のやり直しをしよう!」

そう言うと、愛を抱き上げ、寝室に向かった。
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