政略結婚~天使に導かれて~
「君が、俺の子供さえ生んでくれたら、その後は、生活に困ることなく
 好きに生きて構わない!と、言ってるんだ。愛人を作っても構わない。
 今、愛人を作られると、子供が誰の子か、検査しなくてはならなく
 なるから、俺の子供を産んだ後に、愛人は作ってくれ。
 それから、俺は、君と、あのマンションに住むつもりはない。だが
 土曜日だけは、子作りの為に行くから、そのつもりでいてくれ。
 君も出来るだけ、早く妊娠して、自由になりたいだろ!早速、作るか!?」

そう言い終わると、私を抱き上げ、ベットに降ろし、颯太は追い被さって来た。

「ちょ・ちょっと待ってください。・・・・やめて・・・・」

突然、ベットに押し倒され、愛は、激しく抵抗した。

こんなバカな話はない!! 子供が出来たら、愛人を作って構わない!

冗談じゃない・・・。いくら政略結婚とはいえ、あまりにも酷い!酷過ぎる!

「本当に、止めてください・・・。ちゃんと話を・・・・・・あっ・・・」

愛の抵抗も空しく、愛は、ショーツを脱がされ、愛の中を指で、こじ開けるかのように弄られ回された。

「やっ・・・・やめ・・・て・・・」涙がポロポロと出てきた・・・。

次の瞬間、愛の中に、指よりももっと大きいものが入って来た。

「いたっ・・い。止めて・・・痛い!お願い止めて・・・・」

愛の言葉もむなしく、颯太は、愛の中で激しく動き、そして果てた。

あまりの痛みとショックで、愛は、涙を拭うこともなく、呆然と
していた。

その様子を見た颯太は、さっさとシャワーを浴び、着替えて、部屋を
出て行った。
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