政略結婚~天使に導かれて~
愛は、服を脱ぐこともなく、ただ子作りの為と言われ、セックスをした。

『これじゃー、レイプと一緒だ。』涙しか出て来なかった。

これから先も、愛は、愛のない、セックスをしなくてはならないのかと
思うと、気が可笑しくなりそうだった・・・。

『子供の為』・・・・私は、子作りの為に生きているわけではない。

そう言いたかった。

それから、意識も朦朧としながら、シャワーを浴びながら、泣くだけ
泣いた。

その後、そのホテルに居るのも嫌だったので、すぐにチェックアウトし、
新居であるマンションに帰った。

マンションに帰って、一人泣きながら眠りについた。
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